すいすい通信 vol180
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☆ すいすい通信 ☆ vol.180 2026年3月4日配信
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こんにちは。リーゾの門奈です。
今月の「すいすい通信」をお届けいたします。
_/_/_/_/ I N D E X _/_/_/_/_/_/_/_/_//_/_/_/_/_/_/_/
・特集・・・・・・・・・・・・・・・久々のすにっぷすいすい
・零細起業のあれこれ・・・・・・・・会社の資産運用経過報告
・コーヒーブレイク・・・・・・・ご当地交通系カードいろいろ
・リーゾからのお知らせ
■ 特 集 ━━━━━━━・・・・‥‥‥………………………
久々のすにっぷすいすい
遺伝子上の、一塩基の違いをSNP(スニップ)といいます。
SNPが、両親のどちらのタイプかを判定するニーズは、
ご研究上のいろいろなシーンで大量に発生します。
ということは、それだけ儲かるわけなので、
いろいろな試薬会社や、研究機器会社が、
それぞれ工夫を凝らした判定方法や解析機器を開発し、
しのぎを削っております。
そんな中で、貧乏リーゾが何かやる余地はあるのか?
と疑問に思われそうですが、実はそれが、あるんです。
SNP判定法の中で、最もお金がかからない方法が、
「アレル特異的PCR法」と呼ばれる公知の技術を用い、
PCRプライマーの片方の3’末端にSNPを配置することで、
特定の塩基種(アレル)のときにだけ増幅が起こるようにする、
という方法です。
特異性を上げるため、3’末端の2塩基内側に、
ミスマッチ(違う塩基種に交換)を入れることが多いです。
プライマー設計がうまく行けば、PCRと電気泳動だけで、
SNPの判定ができるので、高額機器の新規導入は不要だし、
高額な専用の試薬を購入する必要もありません。
公知の技術なので、特許使用料などはかからず、
誰でも自由に使える簡単な方法です。
なのですが、特異的PCRプライマーは、
1回で成功する場合もある反面、うまく行かないことも多く、
再設計しようとする際に、方向性や選択肢が多すぎる、
という難しさがあります。
リーゾでは(というか私は)、前職で山ほど設計した経験から、
うまく行かない時にどうしたらよいか、に鼻が利きます。
(理屈ではないので、この表現がしっくりきます)
研究者さんの代わりにアレル特異的プライマーセットを作り、
うまくいくPCR条件を確認してご報告すれば、
忙しい研究者さんに喜ばれるのではないか・・・
と考えて始めたのが受託サービス「すにっぷすいすい」です。
前置きが長くなりました。
ここ数年、あまりご依頼がなかったすにっぷすいすいでしたが、
先月久しぶりにご依頼をいただきました。
通常、特異的PCRでは、2組のプライマーセットを用い、
1個体につき2回PCRして、遺伝子型を判定しますが、
「マルチプレックス化して、共優性マーカーにしてほしい」
というご要望までいただいてしまい、
(久しぶりなのに難しいお題で腕が落ちてないだろうか・・・)
と、ドキドキしながら取り組みました。
幸い、2塩基連続のSNPで特異性が出しやすかったことと、
周辺の塩基配列にも恵まれて、無事に共優性マーカー化に成功。
お客様にも喜んでいただけました。
久しぶりのすにっぷすいすい、とても楽しかったです。
すにっぷすいすいでは、通常の2アレルの識別以外にも、
いろいろなご依頼をいただいております。
もしご興味ありましたら、
「こんなことはできる?」と聞いていただければうれしいです。
「すにっぷすいすい」の情報はこちらです
https://www.rizo.co.jp/SNPs-ici.html
■ 零細起業のあれこれ ━━━━━・・・・・・・‥‥………
会社の資産運用経過報告
以前、会社としての資産運用を始めたという話を書きました。
今回は、その後どうなったか?の経過報告です。
会社として資産運用をしなきゃと思ったきっかけは、
経営者向けの生命保険の勧誘、説明を受けたことでした。
生命保険に入るべき理由のひとつとして、
『会社の資産の目減り対策』
が挙げられていたことから、
運用なら他人に任せず自分でやった方が精神衛生上良い、
ということで始めました。
選んだ方法は、証券会社に会社名義の口座を作り、
S&P500の3倍の値動きを目指す商品(米国株)を、
毎週1株(約3万円)ずつ購入する、というものです。
※その後、いわゆる「オルカン」も取り入れてます。
前回の記事は昨年1月で、開始後半年ほどの時期でした。
ご存じの通り、その直後に米国株は暴落し、
リーゾの投資分も一時期は6割近くまで目減り。
馬鹿なことしちゃった、早く手を引こう、と思ったり、
下がったときは買い時、と思ったりで揺れましたが、
底が見えないのに大金を投じる勇気もないですし、
かといって大きな損失を確定するのも悔しいです。
頭を冷やして、長期的には戻っていくはず、と思い直し、
結果何もせずに放置(予定通りのペースで購入継続)。
そしてその数か月後、ご存じの通り、株価は再上昇。
一時期は、40%近くの含み益になったこともありましたが、
現在のところ、20%台後半の利益率で推移しています。
一種の「実験」のつもりで始めた運用でしたが、
生保での運用予測が15年で最大6%であることを考えると、
資産の目減り対策としては成功していると言えそうです。
(もちろん、今のところは、ですが・・・)
やれやれ、となったところで、よくよく考えてみると、
リーゾはすでに「資産運用らしきこと」をしていたことに
気づきました。
リーゾの旧オフィスは、最初は賃貸物件だったお部屋を、
オーナーが「売りたい」と言ったタイミングで、
悩んだ末、家賃5年分ほどの価格で購入しました。
5年以上自社で使って、現在の物件に移転したあとは、
飲食店さんにお貸ししています。
廃墟感のあるおんぼろビルで、老朽化による懸念事項も多く、
こんなの借りる人いるのか、という心配もなんのその、
びっくりするくらい素敵なお店になってます。
お家賃は、テナントとしてはとても安く設定してますが、
物件購入費用から計算した年間利回りは約25%で、
めちゃくちゃ優秀な投資になってました。
買ったのも貸したのも、「ご縁」と「なりゆき」だったため、
資産運用している、という意識が全くないまま来てました。
意外と、こういう無欲な場合の方が、
結果としてうまくいくのかもしれません・・・。
会社の資産運用(実験)は、もうしばらく継続してみます。
いつかまた、後日談をお届けいたします。
「経営者と生命保険」の話はこちら
https://rizo.co.jp/suisui162.html
「会社の資産運用に挑戦」の話はこちら
https://rizo.co.jp/suisui168.html
■ コーヒーブレイク━━━━━・・・・・‥‥‥…‥…‥…
ご当地交通系カードいろいろ
最近、私用で九州に行く機会が増えてます。
福岡に行くと、車内広告などで見かける交通系カードの名前が
「SUGOKA」(スゴカ)。
九州弁で「すごい」を表す「すごか」が由来と思われます。
福岡市交通局で出しているカードは「はやかけん」。
これも、「速いから」を表す「速かけん」が由来でしょう。
きっと、他の地域の交通系カードの愛称にも、
方言が使われているのでは?と思い、ざっと調べてみました。
その結果、方言を使っているものは意外と少なくて、
JR西日本の「ICOCA(イコカ)」=関西弁の「行こか」。
青森弘南バスの「MegoICA(メゴイカ)」
=津軽弁の「めごい(かわいい)」
仙台市交通局の「icsca(イクスカ)」
=仙台弁の「行くすか(行きますか)」
くらいしかありませんでした。
ついでに命名法から分類してみますと、
1.地名、社名、特産品から命名したもの
JR北海道の「Kitaca(キタカ)」=北海道の「北」
岐阜バスの「ayuca(アユカ)」=岐阜の清流に住む「鮎」から
岡山県内各社の「Hareca(ハレカ)」=岡山の別名「晴れの国」から
沖縄県内各社の「OKICA(オキカ)」=沖縄のカード、の意
伊丹市交通局の「Itappy(イタッピー)」=伊丹とハッピーを合成
JR東海の「TOICA(トイカ)」=Tokai IC Card
西日本鉄道の「nimoca(ニモカ)」
=西鉄のmoney cardの意
(バスにも電車にも買い物にも、の意味もあり)
2.願望などが込められたもの
札幌市交通局の「SAPICA(サピカ)」
=サッと取り出してパッと使える
三重交通の「emica(エミカ)」
=利用者が笑顔(笑み)になるように
静岡鉄道の「LuLuCa(ルルカ)」
=ルンルン気分で使えるカード
名古屋市交通局の「manaca(マナカ)」
=日本の真ん中、暮らしの真ん中
3.英語の正式名(?)を略したもの
関西私鉄・バスの「PiTaPa(ピタパ)」
=Postpay IC Tap and Payの略
JR東日本の「SUICA(スイカ)」
=後述(なんの略称か、考えてみてください!)
4.どれでもないもの
高松琴平電気鉄道の「IruCa(イルカ)」
=(駅に)居るか、と、マスコットのイルカから
商品やサービスに名前を付けるときには、
耳触りが良く覚えやすく口ずさみやすく、という面と、
どういう願いや意味が込められているのか、という面とを
両立させるのが難しいです。
大きな組織ですと、承認をもらうための「説得力」も必要で、
それで正式名称っぽい英語をひねり出したりもして。
ご苦労がしのばれます。
かつてJR東日本で「E電」というネーミングがありましたが、
まったく浸透しないまま自然消滅したような。
また、実家に通うのに利用している東武野田線は、
現在の正式名称は「東武アーバンパークライン」ですが、
いまだにその呼び方をしたことがないです。
命名する側は、意味を込めたくなるものですが、
使われる名前、残る名前になるかどうかは、意味よりも
「呼びやすさ」が大きいのかな、と感じています。
ちなみに私が通常使っているのは
JR東日本の「SUICA(スイカ)」です。
すいすい乗れるカード、程度の意味だろうと思いきや、実は
「Super Urban Intelligent CArd」の略だそうで・・・。
すにっぷすいすいが「SNPs-ici!」(仏語)であるのと、
考案者の「やっちまった感」が似ているような気がします。
(由来を説明するのも、もはや恥ずかしいです・・・)
→編集後記にて
■ リーゾからのお知らせ ━━━━━・・・・・・・‥‥……
○実験補助セミナー 2026年度も開講します
文系でも未経験でも大丈夫!
子育て中のお母さんでも働きやすい、
研究機関での実験補助のお仕事の基礎を教えます。
お仕事の紹介、就職活動支援つき。
必要な内容だけの単発受講も可です。
詳細はこちらです。
https://rizo.co.jp/seminer.html
○【求人情報ご紹介】植物研究の技術補助員(既報)
研究者様からの求人情報拡散のお手伝いです。
東京農大(世田谷キャンパス)の樋口恭子教授が、
植物組織切片の作成、染色、観察をお願いできる
研究補助員を探しています。
試薬を扱うため化学・生物系の素養は要りますが、
切片の扱いについては未経験でもOK(教えます)とのこと。
補助業務としては破格の厚遇です。
詳しくは下記リンク先をご覧ください(今月末〆切)。
https://jrecin.jst.go.jp/seek/SeekJorDetail?id=D126011239
■ 編 集 後 記 ━━━━━━━━━━━・・・・‥‥‥…
○すにっぷすいすいのアルファベット表記「SNPs-ici!」、
「ici」は仏語で「ここ」を意味することから、
「このSNPを」「手元で」タイピングできる、という
意味を込めてます(やっぱり恥ずかしい・・・)。
本記事、専門用語が多く、門外漢の読者様には
読みにくかったと思います。すみません。
○先月は大学生娘のキャンパス移動に伴う引っ越しのため、
1泊2日で福岡へ(この1年で5回目の九州旅行!)。
寮生活から賃貸マンションへ、本格的な独り暮らしになり、
親の心配をよそに、本人は楽しくて仕方ない様子・・・。
勉強もちゃんとやってほしいところです。
○先日、突然の全身痛と発熱で医院にかけこんだところ、
インフルもコロナも陰性で、問診と触診で胃腸炎と診断。
腹痛程度で嘔吐も下痢もないのに胃腸炎ってあるんですね。
整腸剤を飲んで寝て復調したものの、結構辛かったです。
(2日前に食べた生牡蠣が怪しいですが、原因は謎です)
皆さまも体調にお気をつけて。佳き春となりますように。
○最後までお読みいただき、ありがとうございました。
来年度も、リーゾとすいすい通信を、
どうぞよろしくお願いいたします(まだ継続できそうです)。
すいすい通信は、「株式会社リーゾ」のお客様、
および関係者の皆様にお送りしています。
お知り合いで、「すいすい通信」の配信を
承認していただける方がいらっしゃいましたら、
ぜひご紹介くださいますよう、お願いいたします。
配信登録はこちらからできます。
http://rizo.sakura.ne.jp/vd/entry/e/bS8PtaC5kPRXp3iy/
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【すいすい通信】
発 行 日:月1回・第1水曜日(予定)
発行開始日:2011年4月7日
ご意見ご感想、および本メールマガジンの解除はこちらまで
info(at)rizo.co.jp
【発行元】
株式会社リーゾ
〒305-0005 茨城県つくば市天久保2-9-5-A03
TEL:029-852-9351 FAX:029-898-9161
MAIL:info(at)rizo.co.jp
HP:http://www.rizo.co.jp/
※本メールは「MSゴシック」などの等幅フォントで
最適に表示されます。
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Copyright(C) Rizo Inc. All rights reserved.
☆ すいすい通信 ☆ vol.180 2026年3月4日配信
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こんにちは。リーゾの門奈です。
今月の「すいすい通信」をお届けいたします。
_/_/_/_/ I N D E X _/_/_/_/_/_/_/_/_//_/_/_/_/_/_/_/
・特集・・・・・・・・・・・・・・・久々のすにっぷすいすい
・零細起業のあれこれ・・・・・・・・会社の資産運用経過報告
・コーヒーブレイク・・・・・・・ご当地交通系カードいろいろ
・リーゾからのお知らせ
■ 特 集 ━━━━━━━・・・・‥‥‥………………………
久々のすにっぷすいすい
遺伝子上の、一塩基の違いをSNP(スニップ)といいます。
SNPが、両親のどちらのタイプかを判定するニーズは、
ご研究上のいろいろなシーンで大量に発生します。
ということは、それだけ儲かるわけなので、
いろいろな試薬会社や、研究機器会社が、
それぞれ工夫を凝らした判定方法や解析機器を開発し、
しのぎを削っております。
そんな中で、貧乏リーゾが何かやる余地はあるのか?
と疑問に思われそうですが、実はそれが、あるんです。
SNP判定法の中で、最もお金がかからない方法が、
「アレル特異的PCR法」と呼ばれる公知の技術を用い、
PCRプライマーの片方の3’末端にSNPを配置することで、
特定の塩基種(アレル)のときにだけ増幅が起こるようにする、
という方法です。
特異性を上げるため、3’末端の2塩基内側に、
ミスマッチ(違う塩基種に交換)を入れることが多いです。
プライマー設計がうまく行けば、PCRと電気泳動だけで、
SNPの判定ができるので、高額機器の新規導入は不要だし、
高額な専用の試薬を購入する必要もありません。
公知の技術なので、特許使用料などはかからず、
誰でも自由に使える簡単な方法です。
なのですが、特異的PCRプライマーは、
1回で成功する場合もある反面、うまく行かないことも多く、
再設計しようとする際に、方向性や選択肢が多すぎる、
という難しさがあります。
リーゾでは(というか私は)、前職で山ほど設計した経験から、
うまく行かない時にどうしたらよいか、に鼻が利きます。
(理屈ではないので、この表現がしっくりきます)
研究者さんの代わりにアレル特異的プライマーセットを作り、
うまくいくPCR条件を確認してご報告すれば、
忙しい研究者さんに喜ばれるのではないか・・・
と考えて始めたのが受託サービス「すにっぷすいすい」です。
前置きが長くなりました。
ここ数年、あまりご依頼がなかったすにっぷすいすいでしたが、
先月久しぶりにご依頼をいただきました。
通常、特異的PCRでは、2組のプライマーセットを用い、
1個体につき2回PCRして、遺伝子型を判定しますが、
「マルチプレックス化して、共優性マーカーにしてほしい」
というご要望までいただいてしまい、
(久しぶりなのに難しいお題で腕が落ちてないだろうか・・・)
と、ドキドキしながら取り組みました。
幸い、2塩基連続のSNPで特異性が出しやすかったことと、
周辺の塩基配列にも恵まれて、無事に共優性マーカー化に成功。
お客様にも喜んでいただけました。
久しぶりのすにっぷすいすい、とても楽しかったです。
すにっぷすいすいでは、通常の2アレルの識別以外にも、
いろいろなご依頼をいただいております。
もしご興味ありましたら、
「こんなことはできる?」と聞いていただければうれしいです。
「すにっぷすいすい」の情報はこちらです
https://www.rizo.co.jp/SNPs-ici.html
■ 零細起業のあれこれ ━━━━━・・・・・・・‥‥………
会社の資産運用経過報告
以前、会社としての資産運用を始めたという話を書きました。
今回は、その後どうなったか?の経過報告です。
会社として資産運用をしなきゃと思ったきっかけは、
経営者向けの生命保険の勧誘、説明を受けたことでした。
生命保険に入るべき理由のひとつとして、
『会社の資産の目減り対策』
が挙げられていたことから、
運用なら他人に任せず自分でやった方が精神衛生上良い、
ということで始めました。
選んだ方法は、証券会社に会社名義の口座を作り、
S&P500の3倍の値動きを目指す商品(米国株)を、
毎週1株(約3万円)ずつ購入する、というものです。
※その後、いわゆる「オルカン」も取り入れてます。
前回の記事は昨年1月で、開始後半年ほどの時期でした。
ご存じの通り、その直後に米国株は暴落し、
リーゾの投資分も一時期は6割近くまで目減り。
馬鹿なことしちゃった、早く手を引こう、と思ったり、
下がったときは買い時、と思ったりで揺れましたが、
底が見えないのに大金を投じる勇気もないですし、
かといって大きな損失を確定するのも悔しいです。
頭を冷やして、長期的には戻っていくはず、と思い直し、
結果何もせずに放置(予定通りのペースで購入継続)。
そしてその数か月後、ご存じの通り、株価は再上昇。
一時期は、40%近くの含み益になったこともありましたが、
現在のところ、20%台後半の利益率で推移しています。
一種の「実験」のつもりで始めた運用でしたが、
生保での運用予測が15年で最大6%であることを考えると、
資産の目減り対策としては成功していると言えそうです。
(もちろん、今のところは、ですが・・・)
やれやれ、となったところで、よくよく考えてみると、
リーゾはすでに「資産運用らしきこと」をしていたことに
気づきました。
リーゾの旧オフィスは、最初は賃貸物件だったお部屋を、
オーナーが「売りたい」と言ったタイミングで、
悩んだ末、家賃5年分ほどの価格で購入しました。
5年以上自社で使って、現在の物件に移転したあとは、
飲食店さんにお貸ししています。
廃墟感のあるおんぼろビルで、老朽化による懸念事項も多く、
こんなの借りる人いるのか、という心配もなんのその、
びっくりするくらい素敵なお店になってます。
お家賃は、テナントとしてはとても安く設定してますが、
物件購入費用から計算した年間利回りは約25%で、
めちゃくちゃ優秀な投資になってました。
買ったのも貸したのも、「ご縁」と「なりゆき」だったため、
資産運用している、という意識が全くないまま来てました。
意外と、こういう無欲な場合の方が、
結果としてうまくいくのかもしれません・・・。
会社の資産運用(実験)は、もうしばらく継続してみます。
いつかまた、後日談をお届けいたします。
「経営者と生命保険」の話はこちら
https://rizo.co.jp/suisui162.html
「会社の資産運用に挑戦」の話はこちら
https://rizo.co.jp/suisui168.html
■ コーヒーブレイク━━━━━・・・・・‥‥‥…‥…‥…
ご当地交通系カードいろいろ
最近、私用で九州に行く機会が増えてます。
福岡に行くと、車内広告などで見かける交通系カードの名前が
「SUGOKA」(スゴカ)。
九州弁で「すごい」を表す「すごか」が由来と思われます。
福岡市交通局で出しているカードは「はやかけん」。
これも、「速いから」を表す「速かけん」が由来でしょう。
きっと、他の地域の交通系カードの愛称にも、
方言が使われているのでは?と思い、ざっと調べてみました。
その結果、方言を使っているものは意外と少なくて、
JR西日本の「ICOCA(イコカ)」=関西弁の「行こか」。
青森弘南バスの「MegoICA(メゴイカ)」
=津軽弁の「めごい(かわいい)」
仙台市交通局の「icsca(イクスカ)」
=仙台弁の「行くすか(行きますか)」
くらいしかありませんでした。
ついでに命名法から分類してみますと、
1.地名、社名、特産品から命名したもの
JR北海道の「Kitaca(キタカ)」=北海道の「北」
岐阜バスの「ayuca(アユカ)」=岐阜の清流に住む「鮎」から
岡山県内各社の「Hareca(ハレカ)」=岡山の別名「晴れの国」から
沖縄県内各社の「OKICA(オキカ)」=沖縄のカード、の意
伊丹市交通局の「Itappy(イタッピー)」=伊丹とハッピーを合成
JR東海の「TOICA(トイカ)」=Tokai IC Card
西日本鉄道の「nimoca(ニモカ)」
=西鉄のmoney cardの意
(バスにも電車にも買い物にも、の意味もあり)
2.願望などが込められたもの
札幌市交通局の「SAPICA(サピカ)」
=サッと取り出してパッと使える
三重交通の「emica(エミカ)」
=利用者が笑顔(笑み)になるように
静岡鉄道の「LuLuCa(ルルカ)」
=ルンルン気分で使えるカード
名古屋市交通局の「manaca(マナカ)」
=日本の真ん中、暮らしの真ん中
3.英語の正式名(?)を略したもの
関西私鉄・バスの「PiTaPa(ピタパ)」
=Postpay IC Tap and Payの略
JR東日本の「SUICA(スイカ)」
=後述(なんの略称か、考えてみてください!)
4.どれでもないもの
高松琴平電気鉄道の「IruCa(イルカ)」
=(駅に)居るか、と、マスコットのイルカから
商品やサービスに名前を付けるときには、
耳触りが良く覚えやすく口ずさみやすく、という面と、
どういう願いや意味が込められているのか、という面とを
両立させるのが難しいです。
大きな組織ですと、承認をもらうための「説得力」も必要で、
それで正式名称っぽい英語をひねり出したりもして。
ご苦労がしのばれます。
かつてJR東日本で「E電」というネーミングがありましたが、
まったく浸透しないまま自然消滅したような。
また、実家に通うのに利用している東武野田線は、
現在の正式名称は「東武アーバンパークライン」ですが、
いまだにその呼び方をしたことがないです。
命名する側は、意味を込めたくなるものですが、
使われる名前、残る名前になるかどうかは、意味よりも
「呼びやすさ」が大きいのかな、と感じています。
ちなみに私が通常使っているのは
JR東日本の「SUICA(スイカ)」です。
すいすい乗れるカード、程度の意味だろうと思いきや、実は
「Super Urban Intelligent CArd」の略だそうで・・・。
すにっぷすいすいが「SNPs-ici!」(仏語)であるのと、
考案者の「やっちまった感」が似ているような気がします。
(由来を説明するのも、もはや恥ずかしいです・・・)
→編集後記にて
■ リーゾからのお知らせ ━━━━━・・・・・・・‥‥……
○実験補助セミナー 2026年度も開講します
文系でも未経験でも大丈夫!
子育て中のお母さんでも働きやすい、
研究機関での実験補助のお仕事の基礎を教えます。
お仕事の紹介、就職活動支援つき。
必要な内容だけの単発受講も可です。
詳細はこちらです。
https://rizo.co.jp/seminer.html
○【求人情報ご紹介】植物研究の技術補助員(既報)
研究者様からの求人情報拡散のお手伝いです。
東京農大(世田谷キャンパス)の樋口恭子教授が、
植物組織切片の作成、染色、観察をお願いできる
研究補助員を探しています。
試薬を扱うため化学・生物系の素養は要りますが、
切片の扱いについては未経験でもOK(教えます)とのこと。
補助業務としては破格の厚遇です。
詳しくは下記リンク先をご覧ください(今月末〆切)。
https://jrecin.jst.go.jp/seek/SeekJorDetail?id=D126011239
■ 編 集 後 記 ━━━━━━━━━━━・・・・‥‥‥…
○すにっぷすいすいのアルファベット表記「SNPs-ici!」、
「ici」は仏語で「ここ」を意味することから、
「このSNPを」「手元で」タイピングできる、という
意味を込めてます(やっぱり恥ずかしい・・・)。
本記事、専門用語が多く、門外漢の読者様には
読みにくかったと思います。すみません。
○先月は大学生娘のキャンパス移動に伴う引っ越しのため、
1泊2日で福岡へ(この1年で5回目の九州旅行!)。
寮生活から賃貸マンションへ、本格的な独り暮らしになり、
親の心配をよそに、本人は楽しくて仕方ない様子・・・。
勉強もちゃんとやってほしいところです。
○先日、突然の全身痛と発熱で医院にかけこんだところ、
インフルもコロナも陰性で、問診と触診で胃腸炎と診断。
腹痛程度で嘔吐も下痢もないのに胃腸炎ってあるんですね。
整腸剤を飲んで寝て復調したものの、結構辛かったです。
(2日前に食べた生牡蠣が怪しいですが、原因は謎です)
皆さまも体調にお気をつけて。佳き春となりますように。
○最後までお読みいただき、ありがとうございました。
来年度も、リーゾとすいすい通信を、
どうぞよろしくお願いいたします(まだ継続できそうです)。
すいすい通信は、「株式会社リーゾ」のお客様、
および関係者の皆様にお送りしています。
お知り合いで、「すいすい通信」の配信を
承認していただける方がいらっしゃいましたら、
ぜひご紹介くださいますよう、お願いいたします。
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【すいすい通信】
発 行 日:月1回・第1水曜日(予定)
発行開始日:2011年4月7日
ご意見ご感想、および本メールマガジンの解除はこちらまで
info(at)rizo.co.jp
【発行元】
株式会社リーゾ
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